ビビンバ비빔밥

説明:肉やナムルなどをご飯に乗せ混ぜて食べる料理

標準価格:1人前2500〜5000ウォン

場所:食堂

辛さ:★――

一言:全体が単一色になるまで混ぜる

 

(石焼きビビンバ。全体をよくかき混ぜて食べる)

 

【ビビンバ】

肉やナムルなどをご飯に乗せ、混ぜて食べる料理。韓国語では混ぜご飯という意味になる。かつては骨董飯とも呼ばれた。コチュジャンをベースにしたヤンニョム(合わせ調味料)をかけ、全体をよく混ぜて食べる。ナムルには、ワラビ、ゼンマイ、モヤシ、ホウレンソウ、キキョウの根など多彩な野菜が用いられる。上に乗る具材は店によってだいぶ異なり、牛肉を例にあげても、細切り肉や、ひき肉、またユッケを用いる場合など様々である。その他の具材としては、卵、シイタケなどのキノコ類、緑豆の粉をゼリー状に固めたチョンポムク、海草や魚介類が挙げられる。一般的には食堂で食べられるが、専門店もある。また一般家庭でもよく食べられる。類似の料理には、春にとれた山菜を用いて作った、春ナムルビビンバ(ポムナムルピビンパプ)や、ヨルムキムチ(小さい大根のキムチ)を使用した、ヨルムビビンバなどがある。

 

【ビビンバの歴史】

有名な料理だけあって、その起源にはさまざまな話が存在する。中には信憑性に乏しい俗説的なものあるが、逆にそれだけ身近な料理なのであろうと考えられる。地方によっては大晦日にその年の食べ物を翌年に持ち越さないという意味で、あるものをすべてごはんに載せかき混ぜて食べたという。そして新年はごはんを炊かずにトックク(雑煮)を食べた。この風習が広まって今日のビビンバになったとも言われている。また、祭祀のときに用いた料理をみんなで分け、人数が多いので大きな器にたくさんの料理を盛って食べたことからビビンバの文化が生まれたという話もある。慶尚北道安東では祭祀のときのビビンバが美味しかった為、祭祀を行わない時にも祭祀料理を作ってビビンバにして食べるようになった。これを虚祭祀飯(ホッチェサパプ)といい、地方の伝統料理になっている。

 

【コラム】 〜石焼ビビンバの魅力〜

石焼きビビンバはトルソッという石の器を用いて作られる。ステンレスの器などに比べ、冷めにくいという利点があり、普通のビビンバよりも値段が若干高い。ビビンバはその名の通り、よく混ぜて食べる料理であり、普通の器で食べる場合はあたたかかったごはんが空気と攪拌されてすぐに冷めてしまう。最後までおいしく食べるためにも石焼きのビビンバの方を注文しておきたい。また石焼きビビンバは底のほうのごはんが熱され、おこげという副産物までついてくる。スプーンでガリガリとはがして食べるおこげの味はまた格別である。