コリ梅

176-不思議な日韓逆転現象

 

 

韓国からお客さんが来て日本を案内する。

そういった場合に、けっこう悩むのが食事のチョイスだ。

日本らしいものを食べさせてあげたいが、

食の好みというのは意外に難しく、イマイチ喜ばれないことも多い。

 

また、日本の食習慣と韓国の食習慣は微妙に異なるため、

料理以外の面でも、気持ちよく食事をしてもらう工夫が必要となる。

その中でも、もっとも重要なポイントのひとつが、

 

「料理はできるだけどっさり頼む」

 

ということである。

 

韓国料理は焼肉でも刺身でも鍋料理でも、

基本的にどっさり出てきて、みんなでつつくことが多い。

従って、日本の居酒屋などで小鉢類を見ると、

思わず悲しくなってしまうくらい、少なく見えてしまうのだ。

 

これをクリアするには、

 

「できるだけ派手な盛り合わせを頼む」

「小さな小鉢類でも、2つ、3つと多めに注文する」

「そもそも最初からテーブルが埋まるくらいの量で注文する」

 

などの対策が必要となる。

日本人には「少量を種類たくさん」のほうが喜ばれるが、

韓国人には「単品で量をたくさん」のほうが喜ばれる。

 

 

だが、不思議なことに、これが旅行の好みとなると逆転する。

 

日本人は1ヶ所に留まって、できるだけゆっくりしようとするが、

韓国人はとにかくたくさんの場所を回るのをよしとする。

 

例えば東京に3泊4日で旅行に来たとしよう。

1日はお台場、原宿、浅草、六本木など東京各所をできるだけ巡り、

もう1日はディズニーランドで、残り1日は箱根か日光。

のんびりしようなどという気は、微塵もないスケジュールでやってくる。

 

僕は過去に韓国の離島で、韓国の友人と2泊したことがあるのだが、

その友人は別の友人から、

 

「狭い離島に2泊ってお前はアホか?」

 

と言われていた。

韓国人の感覚では、半日で見て回れるところに2泊するのは、

のんびりというより、時間の浪費でしかないようだ。

 

どうしてこんな逆転現象が起こるのだろう。

 

日本人と韓国人の感覚が、食と旅行で正反対になる理由。

それを僕にうまく説明できる人がいたら、ぜひ教えて欲しい。

 

 

20070707

 

 

 

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