コリ梅
138-緊急時の唐辛子
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韓国スーパーで買い物をした。 足りない食材の補充が目的だったので、 購入したのは生の青唐辛子と、粉の赤唐辛子のみ。 形態は違えど、どちらも唐辛子である。 ということに帰り道の電車内でふと気づいた。 僕には何もないのに、悪い妄想を膨らませるクセがある。 このときも唐辛子を思い出して、こんなことを考えた。 「この状態で何かの事故に巻き込まれたとしたら……」 事故や天災によって、助けを呼べないような場所に閉じ込められる。 手持ちの食料で飢えをしのぎつつ、救出をじっと待たねばならない。 救出されるまでの時間はどのくらいになるか想像もつかない。 その状況で手持ちの食料は青唐辛子と粉唐辛子だけなのである。 しかも運の悪いことに青唐辛子はわざわざ激辛のものを買ってきた。 何も食べないと衰弱するが、水もなしに到底食べられるものではない。 無理にでも食べれば悶絶するほどの辛さに襲われる。 しかし食べなければ飢えて衰弱し、最悪の場合は死に至る。 その状況で自分はいったいどうするのか。 どうする、どうする、どうする……。 なんてことを考えていたら、あっという間に降りる駅についた。 こんな妄想で真剣になれるアホな自分がちょっと好き。 2005年08月01日 |
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