コリ梅

133-エロティックな話

 

 

白い素肌を包む、黒い衣装は、

多少の光沢を帯びて、妖しくきらめいている。

白さがより際立って見え、肉感的な部分も見え隠れする。

 

腿のあたり。胸のあたり。

 

見えそうで見えないところが想像力をかきたてる。

あの肉感的な部分にむしゃぶりついたらどんな感じだろうか。

舌先と口で愛撫を加えたら、どれほどの快感が得られるのだろう。

 

僕はしばし後に訪れるだろう快感を、頭の中で想像してみた。

脳が高まりを感じて、身体のあちこちに生理現象を促す。

口にたまった液体をぐびりと飲み干した。

 

「ああ、我慢できない」

 

飢えた僕は、はやる心を必死に抑えつつ行為を始める。

 

直接触れるような無粋なことはしない。

予め準備しておいた器具に手を伸ばすのだ。

先端に行くに従ってゆるやかに丸みを帯びる怜悧な器具。

この器具を使って存分に楽しむとしよう。

 

まずいきなり、熱を帯びたあの場所に挿入するのだ。

白濁したあの部分は、なんの抵抗もなしに受け入れてくれるだろう。

 

心の奥底から原初的な欲望がむくむくと頭をもたげる。

思わず舌なめずりをしてしまった。

少し下品な行為だったかもしれない。

 

ほどなく。

僕の手にした器具が白濁した部分に触れた。

 

 

ちゃぷん。

 

 

器具は液体に濡れる。

僕は手首を小器用に動かし中をすくいあげる。

そして、ぐっと力を込めた次の瞬間。

冷徹にもそれを引き抜いてしまうのだ。

 

瞬間浸された器具は雫をぽたぽたと垂らしている。

刺激を受けた部分は、呼吸を荒げるかのように波打っている。

 

僕は引き抜いたばかりの器具をそっと口に含む。

 

唇を濡らして液体をすすりこむ。

口中に広がる肉の味。生命の根源的な味だ。

ぬくもりのある液体が、舌の上を撫でていく。

 

この瞬間、僕の理性は完全に弾け飛んだ。

後は欲望の赴くまま激しさだけが世界を包む。

 

ずるずると。とろとろと。べちゃべちゃと。

すすりこみ。汗を流し。そして味わい。

いやらしいまでの興奮で行為に没頭していった。

己の欲望を欲望のままに満たしていく。

 

やがて。

 

白濁液の最後の一滴がたらりと流れた。

 

僕は呼吸を思い出したかのように深く息を吐く。

荒い息遣い。行為後の興奮と熱気が周囲を包む。

 

口まわりをぐっと拭い、

そして僕は一言呟く。

 

うまかったぞ。ソルロンタン。

 

 

20050613

 

 

 

戻る