コリ梅
122-いちばん美味しい夏の料理……の真意
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まずはこちらを読んで欲しい。 この文章が、僕からの挑戦だったことに、 いったいどのくらいの人が気付いただろうか。 冷麺よりも冷やし中華のほうを評価し、 夏の料理ナンバー1の座を目指して冷麺を叱咤激励する。 そんな内容では決してないのである。 この文章における真意は、まったく別のところにある。 なにしろ僕の肩書きはコリアン・フード・コラムニスト。 韓国料理を愛してやまない僕が、こんな文章を書くはずがない。 冷やし中華と冷麺を比べたら、冷麺のほうが100倍好きだ。 そして、その思いをきちんとぶつけたのが上の文章。 絶対的な夏の味覚といえば、冷麺以外にはありえないのだ。 それを踏まえたうえで、もう1度読み返してみて欲しい。 あの文章にこめた、僕の真意とは、いったい何だったのか。 何故、無理に冷麺を卑下するような文章を書いたのか。 これは僕からの挑戦である。 僕の言いたいことがわかった人はそれでよし。 何がなんだかさっぱり訳のわからない人は、 僕に敗れたことを認めた上で、これより下の解答編を読んで頂こう。 僕の言いたかったこととはこういうことだ。 ビバ冷麺! 冷麺万歳! <解答編> 絶 対的な夏の味覚といえば、やはり冷やし中華だ。 対 抗できる韓国料理としては、冷麺があがるのだろうが、 冷 たい麺料理という土俵では、冷やし中華に遠く及ばない。 麺 の完成度。スープの鮮やかさ。 の っている具の豪華さも、比較にならない。 ほ かの麺料理と比べてみても冷麺の存在は弱い。 う どん、そば、素麺、冷麦など、日本の麺料理と比較しても、 が んばってはいるがまだまだ、という印象が否めない。 は るか後方で、地味に存在を主張しているというレベルだ。 る んるん気分で、ずるずるっと一気に食べられる瞬発力。 か んかん照りで食欲がなくとも、それだけは食べられるという信頼感。 に じみ出る汗を瞬時にひかせ、食べる者にすがすがしさを与える。 美 味しいだけでなく、プラスアルファの魅力が必要なのだ。 味 だけでは、夏の料理として君臨できない。 し ばらくすれば、また夏がやってくる。 い ちばん美味しい夏の料理を目指し、冷麺の成長を切に望む。 2005年03月01日 |
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