コリ梅

065-誕生日に食べるもの

 

 

誕生日に韓国料理を食べに行ったら、

ミヨックク(ワカメスープ)を出してくれた。

韓国で誕生日といえばミヨッククを食べる日なのだ。

 

と同時にこんなことを聞かれた。

「日本では誕生日に何を食べるの?」

 

はて、改まって聞かれると特に思いつかない。

まず思いついたのはケーキだったが、それは日本文化ではないだろう。

仕方なくその場では「めで鯛」という語呂合せから、

鯛を食べるのだと答えておいたが、それでよかったのか疑問だ。

 

僕自身の体験からすれば、誕生日は寿司である。

それも握り寿司ではなく、我が家特製のてこね寿司だった。

てこね寿司とは醤油漬けにした刺身を酢飯に混ぜ込んだもの。

三重県志摩の郷土料理であり、元々は漁師料理なのだそうだ。

 

両親ともに三重県とは関係がないが、

料理好きの父親がどこかから仕入れてきた料理だったらしい。

誕生日には鶏の唐揚げなどと並び、必ずてこね寿司があった。

日本の誕生日はその家ごとにそれぞれなのかもしれない。

 

「日本では誕生日に何を食べるの?」

あなただったら何と答えるだろうか。

 

2003年08月04日

 

 

 

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