コリ梅

049-韓国料理と日本料理はどちらがうまいか

 

 

日本で料理を褒める最大級の賛辞といえば、

やはり「ほっぺたが落ちそう」になるであろう。

同様に最大級の賛辞を韓国語で表わす場合、次のようになる。

 

「2人で食べていて1人が死んでも気付かない」

(とぅり もったが はなが ちゅごど もるんだ)

 

あまりに料理が素晴らしく、隣で同伴者が倒れたとしても、

まったく気付かないくらい、その料理がうまいという表現である。

 

この2つの表現を比較してみよう。

 

両者とも「ありえないこと」をもって、料理のうまさを語っている。

常識的に考えて、食事をしていて頬が落ちることはありえないし、

隣で人が死んでいるのに気付かないこともないだろう。

 

だが、可能性を考えた場合、後者はゼロではないことを指摘したい。

このような事態を仮定して考えるのは不謹慎かもしれないが、

カウンター席や照明の暗い店内など、同伴者の姿が見えにくい状況はありうる。

その瞬間に、脳溢血、心筋梗塞などの突然死が加われば、

「2人で食べていて1人が死んでも気付かない」は充分にありえるだろう。

 

それに対し、「ほっぺたが落ちそう」は100%ありえない。

 

食べたものが、むちゃくちゃにうまい硫酸だった。

 

ならば、ほっぺたが溶けて、ぼたぼたと落下することも考えられる。

だが、硫酸は食べ物ではないし、おいしいという話も聞いたことがない。

現実にほっぺたが落ちるような状況は、間違いなくありえないのだ。

 

以上の検証をもって、僕は断言しよう。

 

言葉のおおげさ度から考うるに、

韓国料理よりも日本料理の方が断然うまい。

 

2003年05月09日

 

 

 

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