コリ梅

043-気管支に飛び込む唐辛子

 

 

韓国料理を食べていると、

唐辛子が気管支に飛び込んでむせることがある。

うぐっ、げほげほ。えーっほ、えほえほ。

ということになり、非常に苦しい。

そして少しみっともない。

 

特にチゲを食べる最初の1すすりなどが危ない。

予想外の辛さに消化器官が拒絶反応を起こすのか、

正しいルートではなく気管支方面に迷い込んでしまう。

 

水や唾液が気管支に入っても苦しいのに、

唐辛子混じりの汁となるとこれは次元が違う。

咳が止まらず、涙がぽろぽろと流れ、悶絶状態になる。

水を飲んでもダメ。背中をさすってもらってもダメ。

その後の食事にも影響を及ぼしていく。

 

もっと危険なのはキムチチゲのキムチである。

汁をすすったり、ごはんを口に運んだりしながら、

やがてスプーンを箸に持ち替えてキムチを1切れつまむ。

 

このキムチを口の中でぎゅっと噛みしめたとき、

キムチに染み込んだ汁が、口の中にじゅわっとあふれる。

このあふれ汁こそ全くの予想外であり、

僕の経験上、5回に1回は気管支に飛び込む。

 

どれだけ韓国料理を食べ慣れていても、

この失敗は防ぐことができない。

ああ、またやってしまったと思いつつ、

僕は今日も明日もげほげほとむせ続けるのである。

 

2003年04月20日

 

 

 

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