コリ梅

018-受験生ラーメン

 

 

僕がインスタントラーメンを作り始めたのは高3の頃だった。

当時は受験生だったので、夜食としてよく食べた。

ラーメンを作るのは勉強をするよりも面白く、

次第に色々とこだわって作るようになった。

 

銘柄や作り方ももちろんだが、1番こだわったのは具であった。

今日のラーメンにはどんな具を乗せようか。

考え始めると受験勉強などまったく手につかなかった。

 

近所に住む友人も同じように夜食を作っていた。

受験生の夜食生活は似たようなもので、

僕らは自作ラーメンを自慢しあうようになった。

 

僕が作ったのはタマゴとタマネギと長ネギのラーメン。

タマネギは櫛切り、ネギは白髪ネギ、タマゴは落とし卵だ。

それに七味唐辛子をたっぷりふって食べる。

タマゴ、タマネギ、ネギラーメンということで、

僕はこれを「タマタマネギネギラーメン」と名付けた。

 

一方、友人が作ったラーメンは具が豪華であった。

種を取って叩いた梅干、たっぷりの白菜キムチ、夕食で残ったコロッケ。

それらをどどっと乗せた迫力のラーメンだった。

梅干、キムチ、コロッケラーメンということで、

彼はこれを「ウメキムコロラーメン」と名付けた。

 

どのみち、あまりお利口ではない受験生活であった。

 

2003年02月18日

 

 

 

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