コリ梅
010-慶州のもみじ饅頭
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韓国の南東部に慶州という街がある。 かつて新羅の王都が栄えた場所で、現在は歴史と共に暮らす風流な街だ。 その慶州の名物が、皇南パンと呼ばれる小さな饅頭。 全国的にも有名な菓子で、常に行列が絶えない。 創業1939年。慶尚北道名品として指定される老舗の饅頭である。 その同じ慶州で、もみじ饅頭が売られていることはあまり知られていない。 我々がよく知る広島名物のもみじ饅頭。 もみじの形をしたガワの中にアンコが入った、あのもみじ饅頭である。 慶州でもみじ饅頭を売るのか。 その唐突さに驚いてひとつ買い求めてみると、意外にも味は普通だった。 種類もアンコ、白餡、チョコ、クリームと豊富。 1ヶ400ウォンという価格も悪くない。 この店の社長は以前韓国の自動車会社に勤務しており、 仕事の関係で広島によく出張していたという。 そこで出会ったのがもみじ饅頭。 その味を韓国で再現しようと99年に店を始めたそうだ。 日本のもみじ饅頭屋の協力を得て、専門の機械も借り受けた。 「わたしの夢は慶州のもみじ饅頭を皇南パンよりも有名にすることです。」 もみじ饅頭屋の社長はそう語っていた。 皇南パンとは60年の歴史差があるが、頑張って欲しい。 もみじ饅頭屋は慶州駅前を横切る大通りを、 左にまっすぐ行ったところにある。 慶州に行ってお土産にもみじ饅頭。 天邪鬼なあなたには、ぜひおすすめしたい。 2003年01月05日 |
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