コリ梅

003-古料理書に学ぶ

 

 

韓国の古料理書を見ていると、漢字がたくさん出てきて面白い。

普段ハングルとしてしか認識していなかった単語が漢字で書かれており、

へー、こんな意味だったんだ。と感心する。

韓国もやっぱり漢字文化の国なのだ。

 

ちょっと魚の名前を例にとっていくつか挙げてみよう。

 

韓国語でヒラメのことはクァンオ。

これは漢字で「広魚」と書く。

日本では平たい魚なのに韓国では広い魚だ。

 

次に、タラは韓国語でテグ。

これは「大口」と書く。

大きい口をしているからテグ。

そのシンプルさがたまらない。

 

サバは韓国語でコドゥンオ。

漢字で書くと「古刃魚」となるらしい。

当て字なのかもしれないが、古びた刃のような魚。

痛みの早いサバをよく表しているような気がする。

 

ひとつ勉強になったのがサザエ。

サザエは韓国語でソラという。

漢字で書くと「小螺」。

 

これを見て、

そうか、サザエは小さい螺子(ネジ)だったのか!!

と驚いたのだが、調べてみると「螺」という字は巻貝の意味で、

ネジそのものを表す漢字ではなかった。

 

そういえば螺鈿の箪笥とか法螺貝とか言うなあ。

危なく「サザエ=小さなネジ」でコリ梅アップするところだった。

 

2002年12月20日

 

 

 

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