サメガレイなる日々

029-大江戸線1周ウォーク(2)

 

 

大江戸線1周ウォーク(1)の続き。

見ていない方はまず(1)からどうぞ。

 

 

0236 森下着 <両国−森下 所要時間20分>

さらに清澄通りを南下。

普段あまり来ないエリアを歩くのは楽しいはずだが、

深夜であるせいか何も目に入らない。

 

新大橋通りとぶつかる地点が森下駅。

ここでまた10分間の休憩をとった。

 0246出発

森下駅。新宿まで13分の表示が皮肉だ。ここまでの所要時間3時間6分。

 

0252 清澄白河着 <森下−清澄白河 所要時間6分>

手元にあるメモがちょっとおかしい。

森下駅から清澄白川駅間の所要時間がたった6分?

地図を見る限りでは6〜700メートル程度ではあるが、

なにかちょっと間違えているのではないだろうか。

 

身体に何か異常でも生じたのだろうか。

無意識のうちにワープ徒歩術を習得したのかもしれない。

あっという間に着いたらしい清澄白河駅。

 

0310 門前仲町着 <清澄白河−門前仲町 所要時間18分>

さらに清澄通りを南下して門前仲町駅。

ここへは以前、深川丼を食べに来たことがある。

品川で食べた品川丼と、深川で食べた深川丼を組み合わせ、

なにかのネタにできないかと思いつつお蔵入り。

 

もったいないのでここに少しだけ掲載しておこう。

右の写真が昨年11月に食べた深川丼である。

 

門前仲町駅のそばには24時間営業の店がたくさんあった。

 

0330 月島着 <門前仲町−月島 所要時間20分>

晴海運河を越えると月島。

相生橋からは佃地区の高層ビル群が見えた。

 

歩き始めてからちょうど4時間が経過。

月島のもんじゃ焼きは食べられない時間だが、

もう少し歩くと、あの場所で美味しいものが食べられる。

わざわざ深夜に歩いた裏の理由がもう少しで明らかに。

 

ややバテ始めてはきたが、気力はむしろ充実している。

あと2駅。あと2駅で至福の瞬間が訪れる。

 

月島駅。相生橋を渡って晴海運河を越える。

 

0346 勝どき着 <月島−勝どき 所要時間16分>

月島からさらにまっすぐ歩くと勝どき駅。

駅の少し手前、晴海通りを右折すると勝鬨橋がある。

隅田川を渡る手前で、勝鬨橋の写真撮影。

 

この場所は先日友人から教えてもらった絶景ポイントで、

右手に勝鬨橋、正面に築地市場、左手に東京タワーが見える。

ただし、この時間は東京タワーも消灯しており、

築地市場の荷降ろし場だけが明るく光っていた。

 

勝どき駅と勝鬨橋。橋を渡る手前からは築地市場、東京タワーも見える。

 

0410 築地市場着 <勝どき−築地市場 所要時間24分>

勝鬨橋を渡ったらそこはもう築地。

場外市場を左手に見ながら新大橋通りへ。

市場の正門まで来ると築地市場駅の入口がある。

 

駅のシャッターは固く閉ざされていても、

すでに市場は本格的な活動を始めている時間帯。

夜出発、夜歩きは日中の直射日光を避ける意味もあるが、

築地の活動時間に食事時間を合わせる意味もあった。

大江戸線1周ウォークの秘めたる裏テーマ。

 

「築地市場で至福の朝食を食べる!」

 

が今ここに実現するのである。

出発から小刻みな休息はとってきたが、

本格的な長い休みはこれが始めて。

これまで鬱々とぼとぼと歩いてきたが、

ここから一転、ハイテンションで市場に突入する。

 

築地市場駅。右の写真は勝どき駅右の写真と同地点で撮影。手前の明かりがすでに活動を始めている築地市場。左奥にはライトの消えた東京タワーが薄く伸びている。

 

築地1食目 マグロ尾肉のステーキ(洋食たけだ)

さあ、朝食だ! と意気込んで場内に突撃するも、

時間が早いせいか、どこもまだ営業を開始していない。

 

長丁場のウォーキングで極度の空腹状態。

「豊ちゃん」のオムハヤシあたり、と考えていたが、

並びの店も含めてほとんどがまだ開店前であった。

ちらほらと寿司店は営業を開始しているものの、

体力を消耗しているだけに、もっとパワーの出るものが食べたい。

 

そんなことを考えつつ魚がし横丁を歩いてみると、

なんとも喜ばしいことに「洋食たけだ」が開いていた。

 

「そうだ! あのメニューがあったじゃないか!」

 

「洋食たけだ」名物のボリュームメニューがピンと閃いた。

その料理とは……。

 

 

じゃーん、中央に見えるのはマグロの背骨。

マグロの尾肉を輪切りにして使った尾肉のステーキである。

 

醤油ベースでコクのある甘いソースとタルタルソース。

キャベツの千切り、ライス、味噌汁がついて860円は安い!

一瞬、本マグロトロステーキというメニューにもひかれたが、

結果的には、尾肉のステーキを注文して大正解だった。

 

尾っぽの先の細い部分ではあるものの、

裏を返せば、皮ぎしから骨まわりまでがすべて含まれている。

ある部分は赤身ならではのしっかりした味わいがあり、

またある部分は脂が乗ってとろけそうだったりもする。

骨まわりにへばりついたトロトロ部分がまた美味しく、

最後は骨を手で持って、ガブガブかぶりついてしまったくらい。

骨の中にあった髄までしっかり美味しく頂くことができる。

 

「マグロの尾肉とは、こんなにも美味しいものであったか!」

 

狙い通り、至福の瞬間を迎えることができた。

 

まだ薄暗い時間帯に撮影した店舗外観。貼り紙の本マグロトロステーキも気になる。

 

築地2食目 牛丼(吉野家1号店)

せっかくの築地。1食だけで終わるつもりはなかったので、

2食目を模索するも、まだまだ5時前なので開いている店が少ない。

ならばということで5時かっきりにオープンした吉野家へ。

築地場内にある吉野家は、数あるチェーン店の中の1号店。

その歴史と誇りから、米国産牛の輸入が止まってからも、

国産牛を使った牛丼をずっと提供し続けてきた。

 

米国産牛の輸入再開が始まり、牛丼も復活直前というこの時期。

国産牛の牛丼を食べておくのには、いいタイミングなのかもしれない。

ということで2004年2月以来の牛丼を食べることに。

 

 

久しぶりに食べた牛丼の味は、

 

「ああ、確かにこれは牛丼!」

 

という感じのものだった。

すでに豚丼の味にも馴染んでしまったが、

やっぱり牛丼は牛丼なのである。

妙な懐かしさが、ぐぐっとこみ上げてくる味だった。

 

米国産牛の輸入が再開され、かつての牛丼が復活しても、

現在の状況では、完全に不安が拭い去れたわけではない気がする。

すると、この国産牛丼にはまだ役目があるのではないか。

今後も1号店だけは、国産牛の牛丼でもいいのではないかな……。

 

というようなことを考えつつ、並1杯(500円)をたいらげた。

牛丼の味を楽しみたかったので卵は我慢。味噌汁(50円)をつけた。

 

吉野家1号店の外観。外は徐々に明るくなり、店の前には開店を待つ客の姿も。築地の魚河岸横丁は5時過ぎくらいからがよいようだ。

 

築地3食目 だんご(茂助だんご)

マグロ尾肉のステーキ、吉野家の牛丼ときて腹は膨れたが、

ここで何か、もう1品シメになるようなものが欲しい。

ということで、築地場内にある甘味の代表格、

茂助だんごに足を運び、中で2本だけ食べさせて頂いた。

 

1本はこしあん、もう1本はつぶあん。

2本で税込み294円(店内での注文は2本から)。

だんごの味を味わうならこしあんのほうがいい感じ。

対してつぶあんはあんこの味を前面に楽しめる印象。

どちらもうまいが、個人的にはこしあんのほうが好みだった。

 

朝の忙しい時間帯に長居しても申し訳ないので、

さっと食べて、さっと出ていくことにした。

 

 

 

心の底まで築地を楽しみ、築地市場を出発。

満足してこのまま電車で帰りたいくらいの気分だったが、

心に鞭を入れて、大江戸線1周ウォークに戻る。

時計を見ると1時間少々が経過していた。

 0526出発

 

明治時代からの歴史を誇る茂助だんご。外はすっかり明るくなってきた。

 

0546 汐留着 <築地市場−汐留 所要時間28分>

幸せな気分で築地市場を後にし、再び歩き始める。

と、ここで左足のヒザ裏あたりに今回初めての違和感。

スジが張ったような状態で、足取りがガクンと重くなる。

 

長距離の疲労が1時間の休憩で、一気に蓄積したのだろうか。

その場でストレッチをして、なんとかごまかそうとするも、

歩くごとに痛みは徐々に増していくようだ。

 

「この痛みはけっこう危ないかもしれない……」

 

ゴールまではまだあと3分の1ほど残っている。

やっとのことで汐留には到着したが、

築地市場駅から28分もの時間がかかってしまった。

明らかに歩くペースが落ちてしまっている。

ゆりかもめの駅ともつながる汐留駅。

 

 

大江戸線1周ウォーク(3)に続く

 

 

 

 

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