サメガレイなる日々
027-2006年夏の定例オフ後記
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コリアうめーや!!では毎年夏と冬にオフ会を開催している。 夏はホームページの開設日が7月16日なので○周年記念の祝いと、 8月2日の管理人誕生日を口実として集まることにしている。 冬は忘年会で、毎年恒例となっている大きなオフ会はこの2回。 今年も7月29日に夏の定例オフが行われたのでその報告をしたい。 ちなみに今年はホームページが5周年。 管理人は30歳になるという節目の歳でもあった。 例年、この夏のオフでは裏幹事組による裏イベントが開催され、 これまでにも手の込んだ有形無形のプレゼントを頂いている。 あるときは韓国からサプライズでスペシャルゲストを呼んでいたり、 またあるときは自家製のビールを醸造してプレゼントしてくれたり。 いつしか仲間内の誕生日は手間ヒマかけて何かスゴイことをする! というような不文律が出来上がり、多忙に自ら輪をかけている。 そろそろ自粛の方向で……といった話し合いもあるが、 メンバーの誕生日となると、妙に頑張ってしまう雰囲気は根強い。 かつてこのサメガレイなる日々で報告した「韓定食作り」も、 こうした友人の誕生日を機として行ったイベントである。 今年も事前になにやら準備しているらしい情報を聞きつけたので、 もらってばかりでは申し訳ないと、僕のほうでも何か考えることに。 しばらく頭をひねって思いついたのが、こんな企画だった。 30歳誕生日記念、30種類食材使用キンパプ作り! 韓国式の海苔巻き「キンパプ」は日本の海苔巻きに比べ具だくさんなのが売り。 日本の太巻きよりも多めに、10種類ほどを巻くのが常である。 中身もキュウリ、ニンジンといった野菜から、ハム、チーズ、キムチまで。 洋風食材までもが加わり、渾然一体となった複雑な味わいがよしとされる。 であるならば、1度その究極を目指してみたいところ。 極限まで具だくさんに、極限まで味わいを複雑に。 30種類の食材を用意し、究極のキンパプを作ってみた。 まずはその迫力を伝えるために、キンパプ製作時の現場写真をドーン! |
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数えると本当に30種類の食材がある。中央にある楕円の皿にキンパプ用ハム、チーズ、カニかまぼこの3品。左手中央の皿にサンチュとエゴマの葉。残りの器にはすべて1種類ずつ。海苔の上に乗せていくだけでも一苦労。 |
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テーブルからあふれんばかり。とにかく皿がずらりと並ぶ大迫力。 本気で準備した30種類の食材は以下の通り 【生野菜部門】 01、サンチュ 02、エゴマの葉 03、キュウリの千切り 【定番食材部門】 04、キンパプ用ハム 05、スライスチーズ 06、カニかまぼこ 07、モヤシのナムル 08、ニンジンのナムル 09、ホウレンソウのナムル 10、エホバクのナムル 11、シイタケのナムル 12、茎ワカメのナムル 13、ダイコンのセンチェ 14、オデンの炒め物 15、たくあん 16、錦糸卵 17、白菜キムチのゴマ油炒め 18、ツナのマヨネーズ和え 19、牛肉のプルコギ 20、豚肉のプルコギ 21、牛そぼろ 【日本食材部門】 22、しらす干し 23、明太子 24、でんぶ 25、きゃらぶき 26、紅ショウガ 【薬味部門】 27、刻みネギ 28、揚げニンニク 29、刻み唐辛子 30、松の実 さすがに韓国食材だけで30種類は思い浮かばなかったので、 日本の太巻きやおにぎりをイメージしつつ、でんぶや明太子を加えた。 またビビンバのイメージから松の実などをトッピングしている。 さらに今回は巻けるかどうかが成功への重要なポイントとなっていたため、 食材をいかに細く薄い状態で準備するかに気を配る必要があった。 キンパプ用のハムはただでさえ細長いところを縦4分の1サイズにカット。 スライスチーズもいったん冷凍させたうえで、シャリシャリと細切りにした。 カニかまぼこは丹念に手で裂いて細くし、野菜類もほぼ千切りで統一した。 また、大きさについては普通のキンパプサイズにこだわった。 具が3倍に増えたので、大きさも3倍ではあまりに当たり前すぎる。 通常のサイズで具が3倍になっていてこそ、味わいが複雑に絡み合うはず。 1口で食べられるようなサイズで、かつ30種類というのが主眼である。 といったあたりから、実際の巻き作業を紹介してみよう。 面白いもので1、2本作るとコツというものがわかってくる。 |
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■手順1 基礎を作る |
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最初の作業は葉野菜であるサンチュとエゴマの葉をしくこと。 そこに細さのあるナムルや、ハム、チーズなどを加えていく。 サンチュ → エゴマの葉 → キンパプ用ハム → スライスチーズ → カニかまぼこ → ダイコンのセンチェ → ホウレンソウのナムル → ニンジンのナムル → エホバクのナムル → たくあん → 錦糸卵 → モヤシナムル → オデンの炒め物 → 茎ワカメのナムル → シイタケのナムル → キュウリの千切り → きゃらぶき → 紅ショウガ(ここまで18品) |
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■手順2 メイン食材を配置し補強する |
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中央にメインとなる牛肉プルコギ、豚肉プルコギを配置する。 中央が高くなるので、それを横から支えるように耐久性の高い食材で補強。 マヨネーズで和えたツナ、酒で溶いた明太子で壁を作るように塗り込み、 その部分を面の大きな白菜キムチの芯の部分で補強していく。 さらにガードした壁面からこぼれないように注意しつつ、 メイン料理の上からしらす、でんぶなどの細かな材料を散らす。 牛肉のプルコギ → 豚肉のプルコギ → ツナ → 明太子 → 白菜キムチ → 牛そぼろ → しらす → でんぶ(ここまで26品) |
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■手順3 トッピングをする |
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最後に薬味類をトッピングしたらできあがり。 刻みネギ → 揚げニンニク → 刻み唐辛子 → 松の実(ここまで30品) |
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■手順4 巻く |
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最後に作ったもっともできのいい30種類キンパプの巻く直前。 横から見ると中央が盛り上がって山のようになっている。 補強しているとはいえ、具は限りなく崩れやすい状態なので、 呼吸を整えて、一気にエイヤッと巻くのが肝心。 そしてこれが出来上がった30種類キンパプ。 |
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下準備から始めて完成するまで、実に7時間を要した。 予想はしていたが、それ以上にたいへんな作業だった。 2度とやらない。でも非常に達成感のあるチャレンジだった。 ちなみに味のほうはと言うと、ごちゃごちゃしすぎてよくわからない。 個性の強い塊となって、いっぺんに飛び込んでくるような味わいだった。 目立っていたのはエゴマの葉の香りが予想以上に強かったこと。 後はむしろ、食べた人たちが、入っている30種類を見極めようと、 あれやこれやと悩みながら食べている姿のほうが面白かった。 味云々を問うならば、従来の10種類程度にとどめておいて、 なにかメインとなる個性の強い1品を生かしたほうがよいようだ。 引き続いて、オフ会の席で頂いた誕生日祝いの数々も紹介したい。 まず、裏幹事組が作成した今年のプレゼントはこんな試み。 |
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なんと、これらすべて僕の顔をイメージして作ったそうな。 30歳という年齢に合わせて、30個の八田氏顔フォカッチャ。 髪の毛、鼻、口なども細かく作り、目の部分にはプルーンを使用。 脳天には八田の「8」を書いた旗まで指すこだわりぶりだ。 しかも後で聞いたところによると、微妙に「8」ではなく、 上下さかさまになっていたり、「∞」になっていたりと芸が細かい。 また旗を指したのは、韓国にいる某兄貴が僕のことを、 「ハタ君!」 と呼んでいることにも由来するという。 何重にも凝った仕掛けが施されてはいるものの、 俄かには気付けない裏幹事組らしい仕事である。 自分の顔を食べるというのも妙な気分ではあるが、 (むしろ八田氏の顔を食べるみんなのほうが微妙な気分か?) オリーブオイルに浸しながら、参加者全員で美味しく頂いた。 |
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よく見るといろいろな顔があった。右のタレ目顔は今回裏幹事デビューの小学5年生作。彼なりの美学が詰め込まれた力作であった。 |
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そのほかたくさんのプレゼントを頂いた。 手作りのヤッパプはホームページ5周年にひっかけて、 栗、ナツメ、銀杏、クルミ、松の実という5種類の具が乗った豪華版。 日本酒はどうしたことか、 「コリアうめーや 八田氏@K・F・C」 というオリジナルラベルが貼られた特注もの。 顔を模したフォカッチャを食べつつ、自分の名前を冠した酒が飲めるという、 なんとも不思議な体験が出来た1日となった。 そのほか、 ・30歳背番号つきトロロ昆布 ・パペットマペット風鍋つかみ ・スタミナ抜群強壮五味子酒 ・すべてのボタンが色違いなシャツ ・キスマークつき落書き などなど。数多くのプレゼントを頂いた。 多くの人に祝って頂き、本当に幸せこの上ないことである。 深く深く感謝をしつつ、これからも頑張っていきたい。 さらにこれからの10年間はまさに人生における勝負の時。 実りある30代と言えるよう努力を重ねたいと思う。 |
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