サメガレイなる日々
023-プロに写真の撮り方を習う
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今回の訪韓中、プロのカメラマンに同行する機会があった。 せっかくなので写真の撮り方について色々教えてもらったのだが、 これがまさに目からウロコの技術ばかり。 プロにとってはごく当たり前のことなのだろうが、 いかに自分が自己流で適当に写真を撮っていたかがよくわかった。 そもそも僕は自分のデジカメさえ使いこなしていなかった。 僕が料理の写真を撮りつつ、いちばん悩んでいたのが、 フラッシュをたかないとピントがずれたり、手ブレしたりすること。 料理の写真は室内で撮ることがほとんどなので、 どうしても光量が足りなくなる。 仕方ないのでフラッシュを弱めにたいてカバーしてきた。 だが、フラッシュをたくと平坦でペタッとした写真になり、 モノによってはまったく美味しそうに見えなくなってしまう。 フラッシュをたかないで撮れば陰影もきれいに見えるのだが、 ピントの合わない写真になってはどうしようもない。 色合いや光の加減は画像ソフトでも調整できるが、 ピントだけは後から合わせられないのだ。 なので、まずこんな話からカメラマンさんに相談してみた。 「どうしたらきれいに撮れるでしょう?」 「ふーん、感度はどのくらいあるの?」 「感度? なんですかそれ?」 感度とは写真を撮る際の、光の必要度のこと。 高感度で撮れば、暗い場所でもきちんと撮れるのだそうだ。 僕はこのときまで感度を変える機能があることすら知らなかった。 見れば僕のデジカメは感度が200、400、800と3段階になっていた。 購入してから一切変更していないので、 ずっと初期設定の最低感度200で使っていたことになる。 「これを800にすればかなり違うはずだよ」 というと、カメラマンさんは目の前のチゲを撮ってみせた。 見ると確かにブレなく写真が撮れている。 「うおおおおお、すごい! これはすごいです!」 僕に訪れたデジカメ革命。感度新時代の幕開けである。 そのほかにもさまざまな技術を教えて頂いた。 すべてを語ると長くなるので、キモの部分だけを抜き出してみる。 要約するとこの2点がもっとも重要になるだろう。 ・撮りたい部分を真ん中にすえる ・料理全体をフレームに収める必要はない 僕はこれまで、いかに料理全体をフレームに収めるか考えていた。 いや料理どころか、皿全体を収めるよう努力していたと思う。 そのため、主役となる皿のまわりをすべてどかし、 テーブルに余白を作るのが撮影最初の手順であった。 ところが、カメラマンさんが試しに撮ってくれた写真は、 まわりの皿など関係なく、料理の中心から器の外枠までを切り取っていた。 料理全体どころか、わずか4分の1程度が写っているだけ。 それでも料理ははっきりとわかるし、存在感はむしろ大きくなっている。 「主役がわかるし、端に器が見えるから全体も想像できるでしょ」 なるほど。 カメラマンさんの言葉には深い説得力があった。 というような経緯をふまえて、今回は料理の写真を撮ってきた。 以下はそんな努力の賜物である。 まだまだ未熟そのものだが、方向性はばっちりと見えた。 これからはもっと美味しそうな写真を目指し努力していきたいと思う。 |
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■霊光クルビ |
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韓国の南西部、霊光地方で作られるイシモチの干物。韓国では最高級の魚として尊ばれ、正月、秋夕の贈答用としても人気が高い。最高級品には1匹10万ウォン(約1万円)の値段がつくこともある。 |
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■サムギョプサル |
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豚バラ肉の焼肉。韓国では最も庶民的な焼肉のひとつとして親しまれている。脂が落ちるまでこんがりと焼くのが美味しい食べ方。 |
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■ヨンジョユク |
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宮廷料理のひとつ。豚バラ肉をいったん焼いたあとに茹で、豆腐、朝鮮人参、ナツメ、銀杏、クルミなどと一緒に甘辛く味付けた料理。 |
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■チャプサルトク |
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餅米を使って作った餅。韓国ではうるち米を使って餅を作ることが多いが、餅米で作るものもある。写真の白い餅は白米、紫がかった餅は黒米を使って作られている。 |
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