サメガレイなる日々

019-がんばる29歳−山手線1周すごろく編(2)

 

 

山手線1周すごろく編(1)の続き。

見ていない方はまず(1)からどうぞ。

 

 

1403 御茶ノ水着

御茶ノ水に到着して2つ目の指定駅をクリアー。

満面の笑顔とピースサインで記念撮影をする。

 

うまく表情が作れなくて何度も写真を撮っていたら、

向こう側のホームからたくさんの人にジロジロ見られていた。

途端に恥ずかしくなる。急いで御茶ノ水を脱出しよう。

 

イベントダイスは【13】でサイコロ連投。

枝ルートでのサイコロ連投は正規ルートから遠ざかるのでマイナスだ。

通常ダイスを振ったら(2)だったので一安心……と思いきや。

 

「あれ?御茶ノ水から中央線快速で2駅って……」

 

路線図を確認したら四ツ谷、新宿で2駅だった。

予想外に東京からゴール直前までのショートカット。

山手線全駅通過が条件なのでゴールには向かえないが、

なんともいえない妙な気分になった。

 

それにしても連投で出た目が(2)で本当によかった。

うっかり(6)なんて出した日には荻窪まで行ってしまう。

偶然特別快速が来たら立川まで行くところだった。

 

この山手線1周すごろくは意外に恐ろしい要素を含んでいるようだ。

少し青ざめながら新宿へと向かう。

 

イベントダイス【13】サイコロ連投(2) → 新宿

 

 

御茶ノ水で2つめの指定駅をクリアー。イベントダイスは「サイコロ連投」。もう1度振った通常ダイスは(2)で2駅進む、って2駅行くと……。

 

1417 新宿着

中央線快速は長距離移動の危険をはらんでいる。

一刻も速く正規の山手線ルートへと戻らなければならない。

ところがそんな気持ちとは裏腹に出た目は(1)。

 

さっきまでボコボコ出ていた(5)や(6)はどこへ行った。

 

通常ダイス(1) → 四ツ谷

 

新宿じゃん! 急いで山手線に戻らなきゃ……も出た目は(1)。

 

1427 四ツ谷着

四ツ谷に到着してドキドキしながらイベントダイスを振る。

避けたいのは「3駅戻る」などの戻るイベント。

いつまでたっても長距離移動の危険から逃れられない。

 

確率10%の「立ち食いそば」を微妙に期待しつつ、

おもむろにサイコロを振ると出た目は【4】でノーカウント。

残念な気持ちとホッとする気持ちが入り混じる。

 

連続して通常ダイスを振ると今度は(4)が出た。

これで中央線快速を脱出だ。

 

イベントダイス【8】ノーカウント(4) → 有楽町

 

枝ルートで出る特殊イベントの目は少し悲しい。

 

1448 有楽町着

神田で山手線に乗り換えて有楽町に到着。

安心すると、また空腹が襲ってきた。

もう昼食どきはおろかオヤツの時間だ。

 

だがこの駅での特殊イベントは宝くじの購入。

西銀座デパートチャンスセンターは宝くじが日本一当たる売り場。

ジャンボ宝くじの1等がぼんぼん出ている。

 

ちょうどオータムジャンボ宝くじが発売中だが、

今は2億円の可能性よりも小腹を満たすほうが大事。

 

「【19】か【20】が出れば立ち食いそば!」

 

と念を込めて振ったものの出た目は【14】。

「2駅戻る」ということで、乗り換えたばかりの神田に戻る。

 

なんだか段々スムーズに進まなくなってきた。

お腹が減る一方で、すごろくそのものがつらくなってくる。

 

イベントダイス【14】2駅戻る → 神田

 

よかった。無事に山手線に戻ってきました、うひょ!という表情。

 

1500 神田着

神田に到着して通常ダイスを振る。

モタモタしかけた展開を振り払うような(6)。

新大久保での第1投以来、久しぶりの最高出目である。

 

東京、有楽町、新橋、浜松町、田町と飛び越して一気に品川へ。

だがオフィス街の各種イベントも通り過ぎてしまった。

 

通常ダイス(6) → 品川

 

2駅戻り、少し恨めしそうな目で神田を見つめる。

 

1515 品川着

田町を越え、品川に入りCゾーン突入。

何のイベントも発生しないまま終盤を迎えてしまった。

このままではいけない。強い気持ちでイベントダイスを振ると……。

 

「でたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

この山手線1周すごろくが始まって3時間。

【5】が出て、初めて特殊イベントの発生である。

イベント一覧を見ると、これがまた大当たり。

 

品川駅構内の隠れた名物料理「品川丼を食べる」とある。

 

午後3時を過ぎ、飢えに飢えた状態でやっとの昼食。

大喜びでホーム内の立ち食いそば店、常磐軒へと向かった。

 

400円の品川丼は天ぷらそばを丼に仕立てたような料理。

小エビとイカの入ったかき揚げが、ごはんの上に乗せられている。

空腹だけに丼もののボリュームがとても嬉しい。

 

品川丼はもともと東京湾付近で食べられていた漁師料理らしい。

季節ごとに取れる地魚を煮て、ごはんの上に乗せて食べていたとか。

それをアレンジして作ったのが常盤軒の品川丼なのだろう。

 

品川区内には他にも品川丼を出す店があるらしい。

いずれきちんと探索しつつ食べに行くとしよう。

 

身も心も満足して、通常ダイスを振ると(3)が出た。

京浜東北線に乗り換えられるので指定駅の蒲田を目指す。

 

イベントダイス【5】特殊イベントの遂行

通常ダイス(3) → 蒲田

 

 

 

やっとありついた昼食。品川駅の隠れた名物、品川丼バンザイ!

 

1545 蒲田着

蒲田に着いて最後の指定駅をクリアー。

あとは新大久保にたどり着くだけである。

 

品川丼を食べてお腹もいっぱいになったので、

もうこのすごろくは終わりでいいかなという気持ちになっている。

 

順調に進みすぎてレポートは面白くならないかもしれないが、

自分自身としては満足できるような気がしてきた。

そんな投げやり気分で通常ダイスを振る。

 

出た目は(4)。品川で乗り換えて次は大崎だ。

 

イベントダイス【10】ノーカウント

通常ダイス(4) → 大崎

 

蒲田に到着して指定駅はすべてクリアー。後はゴールを目指すだけ。

 

1610 大崎着

地味なイメージの大崎だが、実際はかなり近代的だ。

もともとは高級住宅地で、駅前には巨大な商業施設もある。

特殊イベントも駅前の大崎ニューシティ、ゲートシティ大崎の見学だ。

 

ぶらりと散歩するのも悪くはないが、気分はもうゴールに向いている。

「サイコロ連投」あたりが出るといいなと思いつつ、

イベントダイスを転がしたら【18】という目が出た。

 

えーと【18】は3駅戻る……じゃないな。

BゾーンからCゾーンに移っているから、えーと……げげげ!

 

なんとCゾーンの【18】は「立ち食いそば」であった。

 

あれほど錦糸町、秋葉原で切望した「立ち食いそば」が、

なぜ品川丼で腹のふくれたこのときに出るのだろうか。

 

これまで笑顔だったすごろくの神様が、

この瞬間にプイッと横を向いた気がした。

 

満腹のまま「牡蠣の天ぷらのせ秋のあずみそば(520円)」食べる。

さっきまで腹八分目だったが、これで十二分目ほどになった。

 

重い胃袋を抱えて振った通常ダイスは(3)で恵比寿へ。

 

そしてこの大崎を境にすごろくの流れが激変。

坂を転げ落ちるように、つらく厳しい戦いが始まった。

 

イベントダイス【18】立ち食いそば

通常ダイス(3) → 恵比寿

 

 

 

大崎駅で2度目の食事。1時間で2食という中途半端さが切ない。

 

 

山手線1周すごろく編(3)に続く

 

 

 

 

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