サメガレイなる日々

018-がんばる29歳−山手線1周すごろく編(1)

 

 

がんばる29歳シリーズの第3弾である。

 

ただ、サメガレイなる日々というコンテンツの中には、

がんばる29歳シリーズと、その他のネタが混じっている。

混乱を避けるためにも、その違いをまず明確にしておきたい。

 

がんばる29歳は30代を目前にしたいま、

20代に悔いを残さないようにしようと頑張る企画。

具体的には立案しつつも後回しにしてきたさまざまな企画を、

1年かけて実行に移していくというのが趣旨である。

 

今までやりたくて出来なかった思い入れの深いネタだけが、

がんばる29歳の名のもとに公開されていくのだ。

 

読む人にとってはどっちでも同じことなのだろうが、

気合を証明するためにもタイトルにはきちんとこだわりたい。

山手線1周ウォークも、机に眠ったままのカメラも、

長い間、僕の心にひっかかっていた小さなトゲであった。

 

その小さなトゲを1本1本抜きつつ、

万全の準備で30代を迎えたいと思う。

 

今回の企画も長い間あたためてきた企画。

何度も企画倒れにしてきた因縁の企画と言ってもいい。

 

その名も「山手線1周すごろく」。

 

山手線1周ウォークの成功に気をよくして思いついた訳ではない。

本来ならば今年の正月に実現させる予定だった企画。

いずれ大きなイベントとして行うつもりである。

 

なので、今回はその実現の可能性を問う個人的な実験となる。

僕の野望を最大限込めた、渾身のレポートとして読んで欲しい。

 

なお、細かいルールは別ページにアップしておいた。

まずはそちらを読んだ上で、以下を読み進めて欲しい。

 

山手線1周すごろく ルール一覧

http://www.koparis.com/~hatta/same/same018_1.htm

山手線1周すごろく イベント・特殊命令一覧

http://www.koparis.com/~hatta/same/same018_2.htm

 

なお、このすごろくには2種類のサイコロが使われ、

それぞれを通常ダイス、イベントダイスと呼び分けている。

本文では通常ダイスを(1)、イベントダイスを【1】と示す。

 

1222 新大久保出発

スタートはあえて新大久保に設定してみた。

いずれ迎える本番時、ゴール後速やかに打ち上げへと移行するためだ。

 

午前10時くらいのスタートを目指したが、

寝坊と準備トラブルが重なり昼過ぎのスタートとなった。

新大久保駅のホームで記念すべきサイコロの第1投。

 

出た目はいきなり最高の(6)であった。

 

すごろくのルールからすれば幸先のよいスタートだが、

試験的意味合いもあるのであまり飛ばしてしまうのもよくない。

高田馬場から巣鴨までを一気に飛ばしてしまうことになった。

 

複雑な気分のまま駒込を目指す。

 

通常ダイス(6) → 駒込

 

 

新大久保を元気よく出発。左上はすごろく企画に最適の都区内パス。730円で都内のJR路線が1日乗り放題になる。

 

1236 駒込着

駒込着。早速初めてのイベントダイスを振る。

このすごろくの醍醐味はやはり駅ごとに指定された特殊イベント。

50%の確率でその駅ならではのイベントが楽しめる。

 

期待を込めてサイコロを振ると出た目は【12】。

イベント一覧を見ると「1駅進む」だった。

 

いきなり6進んだと思ったら、さらにもう1駅。

こんなにトントン拍子で進むすごろくがあるだろうか。

 

イベントダイス【12】1駅進む → 田端

 

駒込駅到着。スタート直後で恥ずかしさがあり、わざわざホームの最先端まで移動して写真撮影。サイコロもコソコソと振る。

 

1241 田端着

駒込からイベントダイスで1駅進み田端に到着。

イベントダイスでの進行なので、次は通常ダイスを振る。

コロコロっとサイコロが転がり出た目は(2)。

 

2駅先はスタートから10駅目にあたる日暮里。

この時点ですでに序盤のAゾーン最終駅となってしまった。

すなわちすごろくの3分の1を経過したということ。

 

時計を見るとゲーム開始からわずかに19分。

このペースでは2時間もかからずに終わるかもしれない。

 

通常ダイス(2) → 日暮里

 

快調に駅を飛び越えていく。次の駅は日暮里だ。

 

1248 日暮里着

日暮里に到着してイベントダイスを振る。

この駅の特殊イベントは仮店舗で営業中の駄菓子問屋見学。

 

再開発のため敷地を立ち退くことになってしまったが、

平成20年のビル竣工後はまた復活する予定となっている。

現在は3店舗がひっそりと営業を継続している。

 

ちょうど昼を過ぎてお腹も減ってきたころだ。

なつかしのソースカツでもかじるとするか……。

と思いつつイベントダイスを振ると出た目は【16】。

イベント一覧を見るとまたも「2駅進む」であった。

 

新大久保を出発して以来、一直線に進みっぱなし!

こんなことでよいのだろうか。少し不安になる。

 

イベントダイス【16】2駅進む → 上野

 

駄菓子を食べに行きたかったが……残念。

 

1256 上野着

日暮里から2駅進んで上野に到着。

通常ダイスを振ると、さらに5が出る順調ぶりだ。

 

これでは面白くないので変化をつけて乗り換えることにする。

秋葉原から総武線に乗り換え、指定駅の錦糸町を目指した。

 

このあたりから段々と空腹に耐え切れなくなってくる。

イベントダイスで食べ物系の特殊命令を引き当てるか、

確率10%の「立ち食いそば」を引き当てたい。

 

通常ダイス(5) → 錦糸町

 

こんなに順調でいいのだろうか、という表情。

 

1319 錦糸町着

錦糸町に到着して1つ目の指定駅をクリアー。

指1本をびしっと立てて錦糸町駅での写真を撮る。

 

イベントダイスを振ったら、ここで【4】が出た。

本来なら特殊イベントを遂行する数だが、ここは山手線以外の枝ルート。

山手線駅以外の特殊イベントはすべてノーカウントになる。

 

どうせなら日暮里で出てくれればよいものを。

ホームにある立ち食いそば店を横目で見つつ通常ダイスを振る。

出た目は(3)で、先ほど乗り換えた秋葉原に逆戻りだ。

 

イベントダイス【4】ノーカウント

通常ダイス(3) → 秋葉原

 

 

錦糸町で1つめの指定駅をクリアーも、立ち食いそばに未練が残る。

 

1334 秋葉原着

さあ、秋葉原に着いてイベントダイスにチャレンジだ。

ここでの特殊イベントはチチブデンキ前のおでん缶を購入して試食。

自動販売機で売られるおでん缶は秋葉原の専売特許ではないものの、

一部ネットを通じて有名になり、影の秋葉原名物として知られる。

 

【1】から【10】が出れば特殊イベント遂行でおでん缶。

【19】か【20】が出ても立ち食いそばにありつける。

 

すなわちどちらかを食べられる確率は60%!

 

「秋葉原で昼飯を食うぜぇぇぇぇぇ!!」

 

と力強くサイコロを振るも出た目は無残にも【15】。

泣きわめく腹の虫。昼食の夢があっけなく散った。

 

イベント一覧を見るとBゾーン【15】は「東京駅に強制移動」。

 

秋葉原から東京駅に移動では「2駅進む」のと同じこと。

このエリアでのこのイベントはまるで意味がないことに気付く。

どうせなら「スタートに戻る」にしておくべきだった。

 

東京駅は新大久保駅のちょうど反対側にある駅。

スタートからなんのイベントも起こらず折り返し地点だ。

 

こんなにメリハリのないすごろくなんて面白くもなんともない。

早くも「企画失敗」の4文字が脳裏にチラついてくる。

 

イベントダイス【15】東京駅に強制移動 → 東京

 

 

秋葉原でオデンを食べるぞ、という表情(左上)と、6割の確率を外して呆然とする表情(右下)。

 

1348 東京着

東京駅にたどり着いて通常ダイスを振る。

ちょうど(2)が出たので、2つ目の指定駅へと向かう。

 

2駅なので京葉線の越中島を目指してもよかったが、

東京駅から京葉線への乗り換えはかなり歩かねばならない。

そこで中央線快速に乗り換えて御茶ノ水を目指すことにした。

 

また確率10%だが「立ち食いそば」のイベントが発生しても、

御茶ノ水であれば、まず間違いなく店が存在することと思われた。

越中島は行ったことがないので店があるかが少し不安である。

 

もうすぐ2時。少しでも食べることを優先させよう。

 

ということで御茶ノ水を目指したのだが、

不思議なことにこの判断が今後の展開を変えていった。

 

順調だったすごろくの旅に少しずつ異変が生じていく。

 

通常ダイス(2) → 御茶ノ水

 

お腹が空きました。昼食の時間はいつになったら訪れるのでしょうか。

 

 

山手線1周すごろく編(2)に続く

 

 

 

 

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