サメガレイなる日々
004-冬のソナタ弁当についての質問
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以下の質問と回答は、コリアうめーや!!管理人が、冬のソナタ弁当の商品企画、開発、製造を担当する株式会社NRE大増へ質問したものです。忙しい中、社長自ら丁寧にご回答頂き、またホームページにて公開する件も快くご了承頂きました。本当にありがとうございます。なお、このページに掲載した内容は、一切の転載、転用を禁じます。あしからずご了承ください。 冬のソナタ弁当って? という方はまずコチラのページをごらんください。 【冬のソナタ弁当の企画について】 まず、冬のソナタ弁当の企画について質問させてください。 1、冬のソナタの世界を製作しようと思ったきっかけは何だったのですか? →いままで韓国料理を主体とした駅弁はありませんでした。昨今の韓流ブームのなかで 私どもの得意とする「駅弁」の分野で韓国料理に真っ向から取組んだのが今回の「冬のソナタ弁当」です。商品名に「冬のソナタ」を付けることには購入いただくお客様を「冬ソナファン」に限定することにも繋がりかねないとの考え方から社内的にも賛否ありましたが、「韓流ブーム」の火付け役でもある「冬のソナタ」にテーマ、ターゲットを絞り、メニュー構成含め「冬ソナ」のイメージにとことんこだわった商品にすることで、初めて韓国料理のメニューを口にされるお客様へ料理への「親しみ」を持っていただくことを最優先に、開発を進めました。 2、雪だるまを模したカマボコや、マフラーを模したお品書きなど、冬のソナタの世界を弁当で表現するにあたり、工夫された点、苦労された点があれば教えてください。 →いろいろな味を楽しんでいただけるよう、料理を9品盛込める容器を選択し、「冬ソナファン」には喜んで頂き、またそれほどでもないお客様にも思わず微笑んでいただけるようなアクセントをつけさせていただきました。 3、冬のソナタ弁当を作るにあたり、いちばん力を注いだ部分はどこですか? →駅弁には3つの楽しみ、感動が必要であると思っています。1つ目はパッケージ(掛紙)を手にとったときに内容に思いを馳せていただく「楽しみ」(駅弁はコンビニの弁当と異なり中身が見えません。)。2つ目はフタを空け、お弁当の内容、盛付を見たときの感動、「楽しみ」。 そして、3つ目が(これが一番大切ですが)実際に召し上がられたときに感じていただく「おいしい」という感動、「楽しみ」。これが一つでも欠けるとお客様に喜んでいただける「駅弁」にはなりません。今回はパッケージは今までの駅弁にはないパステル調の水色をベースにピンクの文字をあしらった「やわらかさ」を大切にしたデザインとし駅弁売店でもひときわ目を引くものになりました。盛付けに関しても、一つひとつ手作業で抜いている雪だるま型のかまぼこや星型のパイナップルがお客様の目に止まるよう工夫いたしました。さらにただ「冬のソナタ」にあやかった駅弁と揶揄されぬよう私どもなりに韓国料理の素晴らしさをお伝えできるよう、材料の選択や「冷めても美味しい」調理法にこだわりました。(駅弁は冷めた状態で美味しいことが重要です。) 4、製作スタッフの中に冬のソナタの熱狂的ファンはいらっしゃいましたか? →商品開発チームは若い女性で構成されており、もともとのファンはいましたが、今回の開発に合わせてDVDを見てファンになった方もいます。関係者で最も「熱狂的」なのは私の妻かもしれません。(笑)(今回のパッケージの写真は、昨年3月、妻と一緒に出向いた「冬のソナタツアー」にて私自身が撮影したものを使用しました。) 【冬のソナタ弁当の販売について】 発売前から新聞、ニュースなどで話題となり、発売後も大きく売れ行きが報道されました。差し支えのない範囲で、販売面、営業面について教えてください。 1、新聞報道などによれば、冬のソナタ弁当は初日だけで700食を販売したと伺っております。事前に1日200食を見込むという情報がありましたが、予想をはるかに上回る売り上げについて、どのように受け止めてらっしゃいますか? →正直、ニュースリリース後のテレビ新聞等マスコミを含めた反響の大きさには驚きました。また、インターネット上のコメントからお客様の期待の大きさがわかり、発売日以降のお客様の声が心配でした。現在、直接、間接的にいただくお客様の声は、「美味しかった」「予想以上に本格的」との声が大半を占めており大変ありがたいことと感じております。 2、冬のソナタ弁当が大人気を博した要因は、どのあたりにあると分析されていらっしゃいますか? →冬ソナファンの潜在的なニーズだけでなく「韓流ブーム」のなかで登場した初めての 「駅弁」のお弁当の内容がお客様のご支持を頂戴するものに仕上げられたことにあると思っています。 3、販売期間は3月末までと限定されていると伺っています。かなりの好評を得ているようですが、販売期間の延長、または定番メニューとして残る可能性はありませんか? →大変ありがたいお話で実際にお客様のご意見としても頂戴しております。ただし現時点では、予定通り3月末までの販売を計画しています。今後のお客様の声を参考にさせて頂きます。 4、販売が東京を中心とした5駅のみということで、他地域の冬のソナタファンから食べたいけれど食べられないという声があがっているようです。販売エリアが拡大される予定はありませんか? →大変ありがたいお話だと感じております。ただし、私どもの生産能力にも限りがあり、またできるだけ「出来たて」をお客様にお届けしたいという願いからも現時点でのエリア拡大は厳しい状況です。東京駅、品川駅、上野駅、新宿駅、大宮駅にお越しになられたお客様に「品切れ」ということがないよう、一生懸命作らせて頂いています。但し、「5駅」に限定しているつもりはありませんので、配送可能なエリアでしたら、周辺駅等での販売も検討してまいりたいと思います。 【韓国料理の可能性について】 今回の商品は冬のソナタの世界を再現するとともに、韓国料理を弁当に組み入れるという意味でも大きな成果を得たと思います。今後、韓国料理が日本の弁当に進出していく可能性について教えてください。 1、駅弁に韓国料理を組み入れるという画期的な試みが大成功となりました。今後、他の駅弁にも韓国料理が進出していく可能性はありますか? また、あるとすればどのような料理が駅弁に適していますか? →可能性は十分あると思っています。これからは「韓国」を含んだアジア各国の料理がもっと駅弁メニューの中に入ってきても良いと思っています。ただし、「試しに買ってみようかな。」と思っていただく仕掛けが必要かもしれません。 2、冬のソナタ弁当に続く、第2、第3の韓国料理駅弁が開発される可能性はありますか? →今回のお客様の反響から開発可能であると思っています。そのときは是非ご意見いただければ幸いです。 3、韓国では電車の中で弁当を食べるという習慣がありません。食堂車はありますが、座席で食べるものとなると、簡単なのり巻きか、あとはパン、お菓子の類がある程度です。韓国料理の駅弁を、韓国に逆輸入していく計画などはありませんか? →大変面白い話ですが駅弁を韓国に「逆輸入」などということは全く考えていません。ただし韓国の鉄道の幹部の方が「駅弁」に興味を持ち弊社工場を見学されたこともあり、近いうちに本格的な駅弁が韓国で販売ということもあるかもしれません。 【その他】 1、9種類ある料理の中で、もっとも人気の高い料理はどれですか? →難しい質問です。私の聞いているところでは、キンパプ、プルコギあたりでしょうか。 逆に是非お教えいただければ幸いです。 2、企画段階で惜しくも没になり、日の目を見なかった料理があれば教えてください。 →屋台料理の定番、「トッポキ」は本来細長い形状のトックを使用しますが、冷めた時の硬さはどうやっても解消できなかったので、チゲ用のトックを使用することにより商品化しました。 3、開発段階での裏話などあれば教えてください。 →当初の試作品を弁当箱に詰めたものを、時間経過させ(お客様の食事される時間、製造後約11時間)、開封してみたところ、ニンニク、ごま油の香りが強烈で、列車の座席でお召し上がりになることを前提とする駅弁には全く向かないものになってしまいました。その後、調理法や調味料を大幅に変更し、極力匂いを抑えることに苦心しました。 4、反対に我々消費者への質問は何かございませんか? →今回のお弁当の率直な感想をお伺いしたいと思っています。また、今後こんな料理が入っていればというものがあればお教えいただければ非常に助かります。 お忙しい中、ご回答頂きまして本当にありがとうございました。 |
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