コリアうめーや!!メルマガバックナンバー

 

コリアうめーや!!第3号

 

<ごあいさつ>

お久しぶりです。こんにちは。

桜こそ散ってしまいましたが、なおもいっそう春爛漫、

ぽかぽかと暖かい、実にうららかな今日この頃でございます。

物好きな人もいるもので、読者さまは増えに増えて、なんと25名。

しかも韓国からの読者様も増えている模様です。

感謝と喜びのあまり八田氏の頭の中も春爛漫でございます。

花見気分が抜けぬまま、ついうっかり忘れてしまいそうな月2回連載。

25人もの読者様をかかえる以上「忘れちゃったあ、えへ。」では済まされません。

万一発行が遅れた日には、バケツを持って廊下に立たせて頂く覚悟でがんばっております。

今回も無事に発行と相成りました「コリアうめーや!!第3号」。

眉間にしわを寄せながら張り切ってスタートです。

 

<偽物タッカルビにだまされるな!!>

  

(左)タッカルビ。円形の鉄板で炒めて食べる。

(中)へらで全体をよく混ぜながら炒める。

(右)食べごろになったタッカルビ。

 

  

(左)タッカルビはサンチュ、ゴマの葉で包んで食べることもある。

(中)テナガダコを加えたナクチタッカルビ。

(右)春川にあるタッカルビ通り。

 

いま日本でタッカルビが熱い。

 

つい去年あたりまで、

「日本でタッカルビ食べられる店って無いよねー」とか

「日本で一山当てるならタッカルビしかない!!」とか言ってたのがアホみたいである。

 

昨年東京新大久保にタッカルビ専門店がオープン。

そして新宿などに「春川ダッカルビ」がチェーン展開するや、

あっという間に日本中に広がって、ついにはデニーズのメニューにも登場してしまった。

日本の一般家庭の食卓にタッカルビが上がる日もそう遠くないのかもしれない。

これではタッカルビで一山当てるどころか、借金の山を築くのが関の山である。

 

さてタッカルビとは何ぞや?

ぶっちゃけて言えば、ぶつ切りにした鶏肉とキャベツ・人参・玉葱・イモなどの野菜を

円形の鉄板の上で甘辛ソースに絡め全体をよくこね混ぜながら焼いていく料理である。

 

全体がムラなく唐辛子色になり、鶏肉に火が通ったらヨーイドン。

全員で先を争ってわしわしと食べよう。

鉄板が円形なので座席の位置どりに有利不利はない。

時々専用のしゃもじでかき混ぜるふりして鶏肉を手前に持ってくるのがコツである。

ただし肉に気を取られすぎ、キャベツの陰にひそんでいる韓国餅を見逃してもいけない。

はし使いのすばやさとさりげなさがカギになる料理なのである。

 

そして何より重要なのがどんなに興奮して食べていても、

うっかり全部食べきってしまってはいけないということである。

 

タッカルビの真の喜びはここからにある。

少し残ったタッカルビに、ご飯を足してタッカルビチャーハン!!

ご飯とともにキムチ、韓国海苔、ゴマ、ゴマの葉、ゴマ油が足され、

何とも香ばしいチャーハンができあがるのだ。

 

韓国式に鉄板から直にスプーンで食べるも良し。

ちょっと上品にお皿にとって食べるも良し。

鉄板に焦げついた部分をこそげとって食べるもまた良しである。

 

ただしこの局面までやってくると鶏肉の残量はあとわずか。

貴重な鶏肉が「遠慮の塊」になってしまう前にさりげなく口に運びたい。

また敵がスプーンをもっているか、はしを持っているかをさりげなくチェックしよう。

はしを持っているやつがいたとしたら、そいつは明らかに狙っている。

酒でもついでやりながらうまく気をそらし、何とか先を越してしまおう。

 

ここまで興奮して食べられるタッカルビだが、値段も実に興奮ものでびっくりするほど安い。

韓国ソウルなら1人前2500ウォンからある。日本円で約250円だ。

4人で食べても1000円。

タッカルビが別名、「庶民カルビ」「学生カルビ」といわれ、

「ようし今日は俺がカルビをおごってやるぜ!!」といった相手に対し、

「鶏じゃないだろうな、鶏のカルビじゃ」としつこく確認される所以である。

 

 

長くなったがここからが本題。

そんなタッカルビが日本で食べられるようになったはいいが、許せないことがひとつ。

日本のタッカルビには……。

 

豚が入っているんだ!! 豚が!!

イカが入っているんだ!! イカが!!

 

タッカルビの「タッ」とは鶏という意味で鶏肉料理なのに、

豚やイカで水増しされているんだ。

タッカルビは鶏肉がうまい料理であり、いくら豪華になっても豚やイカはいらないんだ。

鶏肉だけが沢山入ってなければいけないんだ。

 

みんな。

偽物タッカルビにだまされるな。

以上。

 

<おまけ>

タッカルビは「鶏肉のカルビ」でタッカルビではありません。

カルビとは「肋骨、肋骨まわりの肉」のこと。

鶏に肋骨がありますか?

タッカルビとは、骨ごとぶつ切りにした鶏肉を、

牛カルビのように骨を外しながら食べることから名づけられました。

タッカルビが鶏肉のカルビ?

鶏肉にはカルビなんて部分はありません。

知らないと、恥かいちゃいますよ。

 

<感謝の弁>

「コリアうめーや!!」の読者推薦文書いて頂いた方。

どうもありがとうございました。

期待にこたえるべくこれからもがんばります。

 

<八田氏の独り言>

最近東京三菱銀行のCMがいいかんじです。

定年後のお父さん方。ファイトです。

 

コリアうめーや!!第3号

2001年4月15日

発行人 八田 靖史

hachimax@hotmail.com

 

<戻る>